KATAKANA Lv.38 ーミニマリスト定点観測所ー

1980年生まれ非効率系ミニマリストが加齢をレポートします

好きだから、ずっとずっとあなたを待ってたけど ~ミニマリストとINFOBAR~

 

どうもカタカナです。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私といえば、金曜ロードショーとなりのトトロを見ながら「頼みますから、死ぬときのお迎えはネコバスでお願いします・・・」と神様に一生のお願いをしました。

もし難しいようでしたらラピュタのロボット兵を派遣いただければ幸甚です。

 

さてさて。

ミニマリストって、「もの」自体に興味がないと思われがちなんですが、これかなり逆なんですよ。

自分に必要ないものを持っていないだけで、必要なもの好きなものはめちゃこだわっています

ものを減らしたい性分の人がわざわざ持つんですからね。

もの好きが高じて、自分はモノマリストですと言う方もいらっしゃます。

 

私も自分が納得しないものはなるべく買いませんし、持っていません。

その代表がスマホ

実はこのINFOBAR A02を丸5年使っています

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使い込まれて老兵感が漂う。

聞いた人はもれなく「え!?」って反応。

さすがに「この機種には対応していません」とアプリから門前払いをくらったり、すぐにフリーズすることもありますが、問題なく使えています。

とはいえ、容量もバッテリーも限界が近いので買換えしたいのも事実。

 

5年の間に一度故障したときは保険利用で送られてきた交換品が動かんわ、お店に初期不良ですねってつながれた電話サポートにはお手元の交換品を修理しましょうかと言われ、ふざけてるの?そもそもなんで交換品の動作確認してないの?ちゃんとした新品送ってくるのが筋じゃないですかって交渉させられるわ、正直、au今すぐ滅んでいいぞ?って思うことたくさんあるんですが、いかんせんINFOBARauのプロダクト。

全てはINFOBARのため、ぐっとこぶしを握り締めて耐えてきました。

 

え、INFOBARの新機種買えばいいじゃないって?

私もそう思いますよーーー、でも15年2月を最後に新機種は発表されず、長い長い放置プレイに突入しています。

 

あきらめて別の機種にしなよ、こだわりすぎだろって?

もちろん、何度も考えたことがあります。

定期的に発売される機種に乗り換えた方が楽じゃないかって。

それでもやっぱりこのスマホが好きなんです。

  

このINFOBAR A02は私にとって初めてのスマホです。

もともと好きなブランドではありましたが、A02はデザインも完全に好み。

そこから5年間、見るたびに「かわいいなあ」「好きだなあ」と思いながら使ってきました。

私の信条である「日常に美とユーモア」を見事に体現しているスマホ

毎日大好きなものを使える幸せを教えてくれた、大事な相棒です。

 

そんな中、2017年7月、突然にINFOBARのHPが立ち上がったときは鳥肌がたちました。

time-space.kddi.com

 

ついに新機種か・・!?

そんな期待をよそに内容は15年記念のアーカイブだけ。

悲しみにくれる私の目に映ったのはメッセージコーナーでした。

「ぼろぼろだけど好きで使っているけど限界、早く新機種を」

INFOBARをなくさないで、ずっと待っています」

そこには全国から寄せられたたくさんのメッセージが掲載されていました。

 

INFOBARを使っている人なんてもう私だけ、信じて待っても意味なんてないかもしれない、そんな孤独な思いでいたけれど、実はこんなにも同じ思いを抱える人たちがいたなんて。

私もすぐにコメントを残し、この仲間たちとともにもう少しだけ待ってみよう・・・・そう決めたのでした。

 

そして。

本日、この記事を書くために久しぶりにINFOBARを検索してみました。

するとどうでしょう。

INFOBAR15周年モデル INFOBARxv誕生!」の文字が!!!。

状況が飲み込めません。

震える手でクリックしました。

 

なんてことだ、私たちの声がauに届いたんだ。

新機種出さずにトランスフォーマーコラボ出したときはそうじゃねええ!!!ってキレてごめんなさい。

クラウドはいま不安定だからデータ保存用のSDカード買わないとダメって嘘つかれて購入させられたことも全て水に流します。

 

突然やってきた長い長い放置プレイの終焉。

どきどきして息苦しい胸を押さえながら、新しいINFOBARの写真を見ましたーーー

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初代をコンセプトにしたデザイン。

 

・・・・・

あ、これあんまり好きじゃないかも・・・・・

 

こだわりは自分の生活を楽しくするけれど、同時に自分の首を絞めることもある。

INFOBARは私たちにそう教えてくれる存在なのかもしれません。

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

ではまた。