1995年生まれは人生ハードモード世代だとかしゃらくせえっつーの ー終戦の日に寄せてー
どうも、カタカナです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
世間はお盆休みでしたが、私はいつもどおり仕事をしております。
社長が「お盆はナショナルホリデーじゃないから休みにしない」って言うのですが、ナショナルホリデーっていう妙にかっこいい響きのせいで「そうだよね、ナショナルホリデーじゃないもんね」となぜか納得してしまっている自分がいます。
さてさて。
みなさんは人生ハードモード世代なるものをご存知でしょうか。
バブル世代、氷河期世代と似てますがより狭い定義になっていて、1995年生まれをさします。
人生の節目ふしめに大きな事件が起こっていることから命名されたようですね。
ツイッター拡散後にyahooが打ち出したらしいです、多分。
【主な年表】
小学校入学 → ゆとり教育開始(この世代だけ12年フルゆとり)
中学入学 → リーマンショック
中学卒業 → 3.11(東日本大震災)
ふむふむ、なるほど。
全く関係ないんですけど、私、中3の修学旅行直前にサリン事件が起こったもんで「もう1回起きたら旅行中止」って学校から言われたことを思い出しました。
私の修学旅行はさておき、これに対して就職氷河期世代が猛反撃を開始して、あまり広がらなかったようです。
「お前らがハードモードだったら、うちらはナイトメアモードだわ!!」
「就職売り手市場だろうが。甘えんな!!」とかね。
ナイトメアモードたぁうまいこと言うね、山田くーん、座布団一枚。
1980年生まれの就職氷河期世代(末期)の私としては、言わんとすることは分かるけど正直どっちもどっちですね。
特に、ハードモードの根拠になってる事件に影響を受けたのは、ご本人たちというよりそのときの大人たちだしね。
君たちを守るために必死で奔走したと思うよ。
あのですね、私は思うんですよ。
人生ハードモード世代は1995年生まれじゃない。
就職氷河期でもない。
だって、本当の人生ハードモード世代は「戦争を体験した世代」だもの。
太っただの、いいねが少ないだの、インスタ映えだの、空襲が来ないからぐだぐだ言ってられるんですよ(自戒をこめて)
毎日爆弾が飛んできて周りを焼き払い、食べるものはなくて、次々と人が死んでいく。
これを人生ハードモードと呼ばずになんと呼ぶのか。
しかも自分で選択したわけじゃない、国が勝手に始めたことに巻き込まれて明日の生死すらわからない。
1995年生まれも就職氷河期世代も、全部まとめてしゃらくせえこと言ってんじゃねええええ!!!!!ってところです。
(1995年生まれは悪くない、乗っかったyahooが悪い)
「兵隊の時にこればっかり食ったから」と言って、祖父は餃子を食べませんでした。
「こんな空の色の時は空襲がくるんだよ」と、紫に染まった夕暮れを見ながら祖母はつぶやいていました。
体験された方にとって、一生、戦争は終わらないのかもしれない。
子ども心にそう思ったことを覚えています。
私がいまこうやってブログを面白おかしく書いていられるのも戦争がないから。
本当の人生ハードモード世代の皆さんが、焼け野原から立ち上がってくれたから。
平和に暮らすって人に与えられた最低限の権利だと思います。
だから、世界中で起こっている戦争が永遠になくなって地球すべてが平和になりますように。
人生ハードモード世代以外にも、老若男女かかわらず、個人的にハードモードな人生を送っていらっしゃる方はたくさんいらっしゃると思います。
私にできることは少ないけれど、このブログを訪れたときは気をゆるめて笑ってもらえるようなそんな場所にしよう。
そう思いながら終戦の日を終えたカタカナなのでした。
そうそう、修学旅行は無事に開催されました!
学校から「新宿歌舞伎町とオウム事務所に行くの禁止令」が出たのですが、それでもこっそり見に行ったらしい男子グループ、本当に中2ど真ん中って感じですね(中3ですけど)
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた。