歯医者で大人の階段を駆け上がった話 ～ミニマリストと取り外せる歯・後編～
どうも、加齢するミニマリストKATAKANAです。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この度、歯医者さんで「取り外せる歯」を作ってもらうことになりました。
いきさつはこちらをどうぞ。 katakanaxxx.hatenablog.com
ついに取り外せる歯が完成いたしました！
渡された歯を見ると確かに歯！本物と見分けがつきません。
歯の大きさは８ｍｍ程度です。
これに金具がついていて前後の歯にひっかけて固定します。
ɔ□c ←こんな感じ
噛み合わせ調整の間も先生は これは取り外しできる歯 と言い、
衛生士さんは 義歯 と呼びます。（義歯はちょっとかっこよく聞こえる）
二人とも入れ歯とは絶対に言いません。
次第に私の心の中をさまざまな思いが駆け巡りはじめました。
もしかしたら受付の人の知識が少なくて、入れ歯って言っただけ？
まさか！どう見ても入れ歯だし。
でも、ほんとはやっぱり取り外せる歯なのかも？
ぐるぐる考えているうちに調整が終わり、衛生士さんが手入れを説明をするとのこと。
衛 「食事が終わったら義歯を取り外して洗ってくださいねー。
寝るときははずしてください。
間違って飲み込む可能性があるので。」
私 「はい」
衛 「はずしたら変形しないように水につけて保管するんですけど
熱湯につけると溶けるからやめてくださいね。
傷がつくので普通の歯磨き粉で磨かないでください。
義歯専用の歯ブラシと歯磨き粉がいちばんいいです」
私 「へえ～」
衛 「もしにおいが気になるようでしたら
ドラッグストアで専用洗剤買ってください」
私 「専用洗剤？」
衛 「ポリデント、とかですね」
は い 、 入 れ 歯 確 定 ～
うん、私、ちょっとだけ 期待してたのかもしれません。
これは入れ歯じゃないぞって。まだお世話になりたくないって。
しかしながら、ポリデントと言われた日にゃあ。
ぐうの音も出ないってこのことだね！
「おじいちゃんお口くさい」だね！ ＊ポリデントのCM
それから私の入れ歯生活が始まったのですけど、
感想を簡単に述べるとするならば
めんどい。
手入れもそうなんですが、
勤め先でお昼食べた後はトイレでこっそり外して洗ったりと
意外に気を使う場面が多いです。
面倒くさがりが高じてミニマリストになった人間にはちと厳しい。
さらに、ミニマリズム界にはこんな言葉があります。
「ものはものを連れてくる」
ものを所有すると、維持のために別のものも必要になるよという格言です。
うわあーーーー、まさにその通り！
入れ歯ひとつのために、お供がわんさかやってくるわけです。
・就寝時に入れておく容器
・専用はぶらし
・専用歯磨き粉
多いわ！！
結論。
お金ためてさっさとインプラントにすることにしました。
ものがない開放感のためなら、30万かけてドリルであごに穴あける方を選ぶ。
そう、それがミニマリスト。
こんな事態になったのも放置した自分が悪いです、はい。
よくあるまとめで恐縮なんですけど、
歯に何かあったらすぐに歯医者にいくこと。
これしかない。
入れ歯になった根本的原因をたどっていくと18歳にまでさかのぼるんですよね。
タイムマシンができたら、速攻で20年前の私にビンタしに行きます。
若さゆえの判断の甘さ、そしてポリデントのCMが
まさか未来の自分につながるなんて思いもしなかった・・・
皆さんもお気をつけください。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた。
